Raspberry PiをWindows PCからリモート操作!

Raspberry Piにこれからいろいろ実装していくにあたっての、環境を構築していこうと思う。

まずは、HDMIケーブルを作業の都度抜き差し。。といった作業をなくすためにWindowsPCからリモートで操作できる環境を構築します。

やりたいこと

とりあえず、前回の記事↓

Raspberry Pi 必要なものを揃えて、OSをインストール!

で、Raspberry Piのインストールまで終わったので、開発するにあたりもう少し環境構築を!ってのが、本記事の内容。

具体的には・・・

  • (漏れ対応) ヒートシンク貼り忘れ対応・・・やっちまってます
  • Raspberry Piに固定IPを設定
  • Raspberry PiにWindows PCからアクセス
  • Raspberry PiにSambaをインストールして、Raspberry Pi と Windows PC間でファイルのやり取りができるようにする。

ヒートシンクを貼り忘れてたので、まずは貼る

こんなのが入っていた。これがヒートシンクですね。

ヒートシンク表面

裏が両面テープになってて、親切

ヒートシンク裏面

貼り付けるのは、あそこと、あそこね。。。

ヒートシンク貼付け前

貼りました!

ヒートシンク貼付け後

以上でヒートシンクの貼付けは終わり。

Raspberry Pi に固定IPを設定する

ターミナルを起動して(一番右のアイコンね)

RaspberryPi ターミナルアイコン

こんなウインドウが出る。このターミナル画面で操作することが多くなるので、「Linux コマンド」などで検索して、基本操作は確認してください。

RaspberryPi ターミナル

コマンドリファレンスを1冊買って手元に置いておくのもお勧め。


[改訂第3版]Linuxコマンドポケットリファレンス

今のIPアドレスを調べてみる

$ ifconfig

と、コマンド入力。 ipconfig じゃ~ないのね。

↓のようにRaspberry Piに設定されているIPアドレスが確認できます。

IPアドレスを確認

固定IPを設定します

dhcpcd.confをViで開いて、最後のところに下記を追記。→保存

ファイルは、/etc/の直下にあります。

interface wlan0
static ip_address=192.168.***.***
static routers=192.168.***.***
static domain_name_servers=192.168.***.***

static ip_addressは、Raspberry Piに設定したいIPアドレス

他の2つ(routersdomain_name_servers)は、お持ちの環境に合わせて設定してください。

RaspberryPi コンソール

変更後、変わってるね~っ、てか同じIPを設定したから変わらない。。ブラウザでYahooも見れたし、大丈夫でしょ。たぶん。

IPアドレス変更後

 

SSHを設定

Raspberry Piの設定画面を開いて、

RaspberryPi 設定画面

インターフェイスタブ → SSHを有効に! でOKボタン

RaspberryPi インターフェイス

つないでみる

筆者はPoderosaを使っているので、起動して・・・ ※Tera termとかの場合は、読み替えてやってください。

Poderosaアイコン

※ユーザ名は「pi」、パスワードは「raspberry」です。

警告のダイアログが出るが気にせず、はい!で

Poderosa 新規接続

うまく、接続できたみたい。

Poderosa 接続

Sambaのセットアップ

Windows PCとRaspberry Pi間で、ファイルのやり取りが発生するだろうし、設定しておいた方がよさそう。

まずはインストール

まずはインデックスを更新

$ sudo apt-get update

インデックス更新

続いてインストール

$ sudo apt-get install samba

途中確認があるので、yで

samba インストール

で、インストール完了!

samba インストール完了

バージョンを一応確認 → OK!

$ smbd -V

samba バージョン確認

設定します

/etc/samba/ の下に、smb.confがあるので、viで開いて

samba config

最後の部分に下記を追記して、保存

[raspi]

comment=Raspberry pi

path = /home/pi

quest ok=yes

read only = no

browsble = no

force user = pi

保存したら、サービスを再起動

$ sudo service smbd restart

接続してみる

WindowsPCのエクスプローラに、\\[設定したIPアドレス]と打って、Enter

エクスプローラー

で、こんな感じで表示されるはず。

エクスプローラー

途中、ID/Passを求められたら、上記で設定したものを入力してOK

ネットワーク資格情報の入力

格納されているファイルもちゃんと見れました~

エクスプローラー接続確認

 

次回はTVを操作してみようと思います。

Raspberry Pi HDMI経由でTVを操作してみる→挫折